2012年 第10戦 ドイツGP
同日にインディもあると寝不足すぎてなかなか書く気力が……。
琢磨さん2位表彰台おめでとうございます!残るは優勝だけだ!
アロンソは雨の予選でポールを取ってドライの決勝で最後までトップを譲らなかった。レッドブルのエンジンマッピングの件もあるし、今期はアロンソ独走の予感がひしひしと。マッサはまあ、今回は運がなかったね。
ようやく復調の兆しを見せたマクラーレン。バトンが終盤までアロンソ、ベッテルとトップ争いを繰り広げ、2位表彰台を獲得。ハミルトンはスタート時に散乱したデブリを拾ってパンクし、早々に戦線からの後退を強いられたが、タイヤ交換後に周回遅れながらトップのアロンソとベッテルを強襲し、バトンをうまくサポートした。
地味にポイントを稼ぎ続けているライコネン。ベッテル降格により3位入賞。ライコネンにしてみればシャンパンの飲めない3位に意味はないかもしれないが。安定感は素晴らしいが、予選の一撃性がもう一歩か。そろそろ復帰後初優勝を期待したいところ。
クルマ自体はすこぶる速いいつものザウバー。予選Q2敗退ながらも、2台揃って入賞圏上位まで這い上がった。ドライ寄りのセットアップも奏功したか?可夢偉はベッテルのペナルティのおかげで自己ベストの4位入賞。
何かと物言いの多いレッドブル。今度はエンジンマッピングがOUT。次戦からの変更を余儀なくされた。母国GPとなったベッテルは、老獪なマクラーレンズにまんまと絡め取られた印象。周回遅れのハミルトンに抜かされ冷静さを失い、バトンをコース外から抜いてペナルティを受け自滅、2位から5位に転落した。シルバーストンで優勝したウェバーは影が薄かった。
タイヤが保たないいつものメルセデス。クルマに合わせて3ストップ戦略をとったのは恐らく正しかったが、それでもシューミの7位が精一杯、ザウバーを追い抜くには至らなかった。