第12戦 ミドオハイオ 予選

佐藤琢磨が予選3位!


強豪ペンスキー勢とガナッシ勢に割って入ってのことですから、見事と言う他ないです。ポールはペンスキーのW,パワーで、今期7回目のポールポジション。まさに圧倒的。


琢磨さんは、予選では見事な走りを見せるものの、決勝で何かしらマモノに捕まってしまうという展開が続いていました。
前回のエドモントンでやっと9位、本来の実力相応の結果を出しました。(前回も、終盤に周回遅れに追突されてポジション2つ失ってはいますが…)
今回も全てをうまくまとめて、良いリザルトを見せてくれることを期待します。


■これまでの琢磨さん(間違い等あればご指摘頂けるとありがたいです)

GP 予選 決勝 備考
#01 10位(KV勢でトップ) 22位 ターン1で接触(過失)
#02 11位(KV勢ではEJがトップ) 22位 クラッシュ(過失)
#03 06位(KV勢でトップ) 25位 カニカルトラブル
#04 19位(KV勢ではモラエスがトップ) 18位 接触(被害)
#05 11位(KV勢でトップ) 24位 接触(被害)
#06 31位(KV勢ではモラエスがトップ)
 ※土曜プラクティスで大クラッシュ
20位 ピットトラブル
#07 11位(KV勢ではモラエスがトップ) 25位 カニカルトラブル
#08 07位(KV勢でトップ) 19位 クラッシュ(過失)
#09 05位(KV勢でトップ) 15位 ピットトラブル
#10 18位(KV勢ではEJがトップ)
 ※予選でメカニカルトラブル
25位 接触(被害)
#11 13位(KV勢ではEJがトップ)
 ※予選、Group1の死闘
09位 接触(被害)
#12 03位(KV勢でトップ) ??


予選では、トラブルがない限りほぼ確実にQ2(トップ12)に進出しており、KV勢でトップになることも多い。FireStone Fast6(ベスト6)入りも今回含めて3回。コースの学習から入らなければならない1年目のルーキーとしては驚異的だろう。


しかし、決勝では予選グリッドを生かすことができず、何らかのトラブルに巻き込まれることが多い。序盤戦や、オーバルでのクラッシュは、琢磨さんのミスによるものもあるが、1年以上のブランクと、F1とは異なるカテゴリへの参戦1年目ということを考えると、仕方のない面はあると思う。同じく今期F1からWRCに転向したキミ・ライコネンが「クラッシュも学習の一部」と言っている。その通り、重要なのはクラッシュから学習し、同じミスを繰り返さないことだ。残りのレースはトラブルフリーで進行することを祈る。