F1 第03戦 マレーシアGP 予選

長いので決勝の感想と分けました。
予選、まるで待っていたかのように開始5分前に雨が降り出す。これにより全車インターミディエイトで予選Q1開始。各車すぐにコースインし、タイムアタックに入るが、4強は全員ガレージで動かず。天気予報では雨がすぐに止むとのことで、コースの状態が良くなるのを待っていたようだ。結果的に、これが大失敗。Q1中に雨は止まず、コースの状態はどんどん悪くなっていく。Q1終盤にはエクストリームウェットでないと走れない状態に。序盤でタイムを出していなかったフェラーリマクラーレンが全滅。バトンは一応Q1突破タイムを出したものの、グラベルにはまり終了。
と、Q1のあらすじだけでいっぱい書かないといけないな。。Q1での教訓はもちろん「F1の天気予報は信じるな」ということですね。って、こんなことフェラーリマクラーレンならとっくの昔に知ってるハズなんだけどねえ…特に今回は「雨は止むのかもしれないが、とりあえずタイムは出しておこう」という安全策をとればよかっただけのはずなので、リスク管理ができていないとしか言えない。4強で一番速く動いたのはベッテル君で、ちゃっかり3番手タイムを出してQ1突破。次に出たのがシューマッハかな。ここらへんの状況判断は流石。
さて、Q2は雨が止む。Q1終わったらすぐに止んだ。な、何を言ってるかわからねーと思うがry…もともとドバッと降ってさっと乾く土地柄なので、Q2進行中にどんどんコース状態がよくなっていく。全車グリーン(自己ベスト更新)状態でひたすらタイム更新合戦に。ここまで来るともうクルマとかドライバーどうこうより、運の強さだけです(いいすぎ)。とはいえ、残4強のレッドブルメルセデスはキッチリQ3まで駒を進める。印象的なパフォーマンスを見せたのはペトロフルノーと、ヒュルケンベルグ@ウィリアムズ。あと可夢偉君が初のQ3進出。おめでとう!
Q3は豪雨により、一旦赤旗中断。Q2終わってからドバドバ降りだした。…これは間違いなく下位チームの中に祈祷師がいるなと、私は確信しております。ただ、Q3の主役は間違いなくクビサ
Q3開始前、雨が強くなっていくのが明らかなので、フォースインディア2台を先頭にピット出口で出待ちをする皆様。そこにクビサ様が横から颯爽と現れる。そのまま先頭のリウッツィの真横で停止。実況も「クビサ、これは全車出ていってから出るんですかね?」俺もそう思った。Q3開始。クビサ何事もなくスタートし先頭でコースに入っていく。
ど う 見 て も 割 り 込 み で す 。
もうね、大爆笑ですよwこれはねーよと。結局タイムアタックする前に赤旗中断になり、クビサペナルティもらうだけざまぁ、思ってたんですが、どうもこれがお咎めなしの模様。それならとフォースインディア、Q3再開時にクビサシフトをしく。ピット出口で最初から2列で待機。インドよくやったwチャーリーもこうなるの目に見えてるんだから、なんでOKしちゃったのか。。
Q3再開後は、全車ウェットスタートの中、ウェバー一人がインターミディエイト。これは失敗だろうと思ったが、大正解。ウェバーは2番手ロズベルグに1秒以上の差をつけて圧勝のポール獲得。ウェバーのエンジニアが提案したらしい。グッジョブと言わざるをえない。
というわけで(長いな…)、ポールがウェバー、以下2番手ロズベルグ、3番手ベッテルと続いた。