第03戦 中国GP 予選

早い時期の開催になってちょっと変な感じがしないでもない中国GPです。
前戦から2週間空いたということでチーム間のパワーバランスにも変化があるか。
ベッテル強し!Q2、Q3とワンアタックのみ一発勝負を見事にきめてポール獲得。信頼性の面でマシンがごにょごにょだったから、あまり走らせたくなかったらしい。そんな状況でもチームの要求に見事に答える走りは圧巻。ウェバーも3番手と、レッドブル勢が好調のようだ。特にQ2ではブラウンGP含む他チームよりコンマ3以上速い圧倒的なタイムを見せる。決勝もこのまま……といくかどうかは、後ろに控えるブラウンGP次第か。
フロントローにはアロンソ。ディフューザが二階建てっぽくなったマシンをうまく乗りこなして、よくぞこの結果を出した。まあ軽いんですけどね!とはいえまだまだレッドブルブラウンGP他とガチンコで戦えるほど戦闘力がついたとは思えないので、この位置をキープして表彰台に上るのはやや難しいところか。決勝はがんばってほしいところ。
4番手、5番手にブラウンGPの2台。1戦、2戦目の圧倒的な強さの後では、拍子抜けするほどタイムが出ていない。セッティングに失敗しているのか、それとも三味線弾いているのか……
ちなみにQ3時の車重は対レッドブルで考えると10kg以上重いことになってる。
http://f1-gate.com/result/f1_3339.html

順位 ドライバー チーム マシン重量
1. セバスチャン・ベッテル レッドブル 644kg
2. フェルナンド・アロンソ ルノー 637kg
3. マーク・ウェバー レッドブル 646.5kg
4. ルーベンス・バリチェロ ブラウンGP 661kg
5. ジェンソン・バトン ブラウンGP 659kg

ちなみにQ2と比較したQ3のラップタイムの落ち具合は、レッドブルブラウンGPもほぼ1秒落ち。単純に考えれば、Q2のときもQ3のときと同じぐらい車重差があったことになるわけで。
どう見ても三味線弾いてます。本当にありがとうございました。
まあ軽タン時のバランスに問題があるとかかもしれないが、あのブラウンだからなぁ。。


あとは、前戦で調子の良かったトヨタ勢がパッとしない。各チームの力が拮抗しているためか、ちょっとしたミスで一気に下位に飲み込まれてしまう感じ。なかなか難しい。
あとはハミルトンが3戦目にしてやっとQ3進出。さすがはマクラーレン、早くも修正してきたか、といったところ。嘘ついた件が問題になってるけど、居ないと寂しいので出走停止とかは勘弁して欲しいところ。
ブエミが3戦目にして初のQ3進出。こっちは正直びっくりした。ニューウェイのクルマは上海サーキットと相性いいのかな。とはいえ、ブルデーがQ1落ちということを考えるとこの結果は見事。もしかして、ブエミ以外と速い?
カーズを外したフェラーリは特に変わらず、べつに速くない。カーズ積んでた方がマシだったんじゃ、と考えなくもないが、まあとりあえず話は1ポイントでも点取ってからです。
BMWクビサがまさかのQ1落ち。カーズ乗せるとか乗せないとかやってたせいか?まあもともと今年のBMWは大したことないのは分かっていたが、まさかQ1で落ちるとは。がんばれ、激しくがんがれ。
中嶋一貴は他を圧倒する遅さでQ2落ち。ひとりだけコンマ1秒のギャップがあるよ?よくQ1通ったものだと逆に感心。Q2ドベ落ちしたのにカメラの前でニコニコすんなと言いたい。


さて明日の決勝は、今期初めてブラウン以外のマシンが優勝するかも知れないので楽しみ。ブラウンGPが三味線弾いてたとしても、レッドブルが好調なのは疑いようのないところ。ウェバーがベッテルのフォローに回り、第1ステイントでギャップを広げることができれば、ベッテルの勝利は堅いところだが、ウェバー普通に優勝狙っていきそうではあるw
でも明日は情報処理の試験があるので見れないよorz