仮面ライダー響鬼 最終回

うほほーい！しょっぱなから「一年後」キタコレ！
なんて打ち切りくさい最終回なんだ。新キャラっぽいものまで出してくるわ、この期に及んで伏線張るわ、もうどうにでもして〜。
響鬼２やらないかなぁ。アキラちゃんが鬼やめて、斬鬼師匠がおっちんだぐらいで、あとは初回から大して変化してないから、やろうと思えばいくらでもできそうだけど。そんなに人気はなかったかなぁ。
トラバされてたのでもう少し真面目に感想を書いてみる。
明日夢くんが響鬼師匠に鍛えられていく話として見れば、それなりに悪くはない終わり方だったとは思う。個人的には、終盤の響鬼師匠がカッコよすぎて辟易していたりもするが、まあ明日夢から見た理想の大人を体現してると思われるのでやむなし。響鬼師匠もこんな完璧超人じゃなくて、人として駄目な部分の一つや二つあってこそ、と思うのだが、まあそれはそれ。
ただ、明日夢＆響鬼から離れて見てみると、途端に粗だらけになる。苦悩させられるだけさせられて何の解答も与えてもらえなかったイブキ君はご愁傷様。魔化魍製造業のお二人もほぼスルー。もう少し敵として活躍というか、立派な死に様が見たかった。
ドラマとしてではなく、特撮ヒーローものとして見た場合にも、やっぱりこの終わり方はちょっと情けない。一番盛り上がるはずのラストバトルをほぼ完璧にすっ飛ばすとは何ごとか。ベタでも何でも、クソでかいヤマタノオロチが出たり、関東の鬼が集結したりするのを期待していた身としては残念でならない。
とはいえ、世界観とライダーデザインは好きなので、続編があればうれしいな。まずないだろうけど。
そんな感じで……カブトに続く。