C78 サークル参加まとめ

コミケお疲れ様でした。そして当サークルの拙作を手にとって下さった方、あまつさえお買い上げ頂いた方、本当にありがとうございました。小説の内容に関してのご感想・ご批判などありましたらコメント頂ければ幸いです。文書いた人は↓にいます。
http://twitter.com/hairain


5年ぐらい前に一度、謎のゲーム(デモ版)を出したことがあるので、一応今回で二回目のサークル参加になります。とはいえ、ずいぶん昔のことだし、前回は私会場入りすらしなかったので、気分は完全に初参加でした。

次回の参加に繋げるためにも、PDCAサイクルを回しておきましょうw
特にCheck(点検・評価)と、Act(処置・改善)ですね。
例によってまとまりないですが…


【人間観察】

д゚) ジー


ブースに立ち寄って下さった方の動きをそれとなくチェックしてましたw 多分ブースに一番長いこといたのは私なので。メモまではしてないので、ちょっとうろ覚えになってしまいますが。

  • サークルチェックして速攻で買って下さった方が数名

サークルチェック!?ほとんどPRとかしてないのに何をチェックされたの!?という思いがw サークルカットが目に付いたのだとしたら、出し物とまったく関係ないカットだったので、本当に申し訳ない……

  • 本を手にとって頂けて、中をパラ見したけど、買わずに去って行かれた方が、10人ぐらい?

一番チェックとアクションが必要なのは、ここでしょう。キャッチアンドリリースではないですが、ちゃんと中を見て「うん、これはナシ!」と判断されてるということなので、つまり内容で負けているということで…

小説のどこをチェックしてるのかなーと、見ていたら、大体以下の3パターンに分かれてました。

    • 頭から数ページ読む
    • 全体的にパラ見
    • 一番後ろ(あとがき?)を読む

ちょっと意外だったのが、挿絵だけをチェックしてる人が見受けられなかったこと。さすがは小説エリアというところ?全体的にパラ見してる方は挿絵も含めて見てるかもですが、挿絵「だけ」という感じではなかった。

小説の書き出し部分が大事というのは、そこそこ一般的な話だと思っているけど、売ることを考えたときでも、やっぱり重要ですね。どう書けばいいというのは難しいけど…

あと、コピー本を手に取られた方も数名いました。全ページちゃんと読んで、そっと元に戻されました。うん……

  • お客様のお言葉
    • 「これ完結してる?」

即売会だと次が出るかどうかも不明になってしまうので、ちゃんと1冊で完結してた方がよいのでしょうね。出版社から刊行されてるものであれば、そんなに気にならないかもですが。

    • 「厚すぎワロタ」

実際、厚すぎてページめくるのも一苦労という感じになっちゃってたので、申し訳ないです…ここは紙質の問題でもあるみたいですが。
「本の厚さ」も購買意欲と絡んでそうですね。「本が薄くて価格が高い」のはもちろんダメでしょうけど、「本が厚すぎる」というのも。本の厚さで、読了するための時間は大体目星つけられるので「こんなに読んでられねーよ」と思われたり。特に、作者無名だと、内容がおもしろいという保証もないですし。
「薄くて安い」本と「普通の厚さで普通の価格」の本、どっちが売れるのかは、興味深いところです。


【文章】
誤字が!誤字がぁ!コミケ前夜、タイトルロゴが誤字ってるのに気がついたときはもう笑うしかなかったですwいや、ほんとすいません……校正はちゃんとやれという、当たり前のことです。


【挿絵】
線がかすれてるよ!トーンがモアレってるよ!
うーん、元データの解像度は問題ないはず。最後の挿絵の線のかすれっぷりを見るに、グレースケールで出したものが、適当に白黒2値に変換されてる気がする。グレースケールOKてなってたけど、データ出す段階で2値化しとくべきだったか。次回はそうしてみる。
最後の挿絵で言うと、絵の中心に謎の縦線が入ってるのが、どういうことなの…という感じ。後ろから3枚目の挿絵にも入ってる。もちろん元データにそんな線はない。原因が分からないので対策しようがないんだけど……
トーンは、機会があればもうちょっと、いろいろと試行錯誤してみましょう。。


【売り上げ】

  • オリジナル小説:16冊
  • コピー本マンガ:2冊


見本本と、仲間内で配布したものを含めると、小説の方は大体20冊はけました。「オリジナル」で「ノベル」でこの数字は一般的に多いのか少ないのか、データがないのでなんとも言えないんですが、どうなんでしょう?周りのブースと比較すると、そこそこ出てるようには思えました。ただ、まあ、刷っちゃった数が<禁則事項です>なので、在庫は山のように残ってるわけですが……

コピー本のほうは、「新刊下さい」と言ってくださったお客様に、小説と一緒に押し付けるかたちで2冊売りました……うん、ごめん…

まあ今回は初参加みたいなものだったので、次回受かれば、今回の売り上げを元に現実的な発行部数を選択できるでしょうw

あと、大きな声で言えませんが、小説の方、原価1000円かかったものを500円で売ってました。全部売れても元手の半分しか回収できないというw在庫も沢山抱え込んだよ!w同人なので採算度外視の面はあるにしても、継続して参加するなら収支バランスは考えていくべきですな(稼ぐためではなく、赤字幅を縮小するために)……今回は勉強代と考えておきましょう。