F1 第05戦 スペインGP

開幕から続いたフライアウェイ4戦が終わり、スペインのカタルーニャ・サーキットからヨーロッパラウンドが始まった。…一週間前に。(・ε・)キニシナイ!!
…さて、それではTwitterの呟きを見返してレース内容を思い出す作業をはじめよう…
【予選】
ロータスの躍進。新規3チームの中では一歩抜き出た形だ。ただしまだ既存チームとのタイム差は2秒ちかくあるので継続して進歩が必要。

ザウバーの進歩。これまでひたすらマシントラブルに悩まされて来たザウバー可夢偉だが、アップデートがうまくいったらしく、中段勢と争えるレベルになってきた。しかも可夢偉くんはバンザイアタックでQ3進出!正直これは予想外で、大変すばらしいパフォーマンス。スペインGPとヨーロッパGPだけとはいえ、バーガーキングがスポンサーとしてついたのも喜ばしいところだ。

バリチェロのQ1落ち。これまで非力といってもいいウィリアムズのマシンでQ3進出の常連になっていたバリチェロがまさかのQ1落ち。トラフィックに捕まったらしい。

シューマッハ復権…か?メルセデスGPのクルマがロングホイールベースになり、シューマッハ好みのマシンに仕上がっているのか、今期始まって初めて、シューマッハロズベルグを上回った。ただ、シューミが上がって、ロズベルグが下がったという感じで、メルセデスはバランス取るのが大変そうだ…。

圧倒的なレッドブル。異常に速い。Q3で他チームをコンマ8秒突き放してフロントロー独占。レッドブルはこれで開幕から5戦連続PPと、完全に予選を支配している。空力の魔術師、恐るべし。

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【決勝】
予選・決勝ともに久しぶりのドライレース。そしてここは抜きにくいカタルーニャサーキット。あとはわかるな?

レースはポール発進のウェバーが危なげなく完勝。一方のベッテルは、ブレーキトラブルで順位を落とすもののエンブレ走法で最後まで走りきり3位表彰台。レッドブル、壊れなければ最速。

残り2周ぐらいで2位走行していたハミルトンの左フロントが吹っ飛ぶ。もったいなさすぎるリタイヤ。前にコバライネンにも同じようなトラブルがあったし、マクラーレンのフロントは壊れやすいな…

ベッテルが後退し、ハミルトンがいなくなったので、アロンソが2位表彰台。棚ぼた感はあるものの、中盤ファステスト連発したりと、しっかり走って母国で望みうる最高の結果を手にできた(ここではレッドブルが速すぎたので、優勝は高望みになるだろう)。一方マッサは開幕からパッとしないレースが続く。6位入賞とポイントは稼いでいるが、対アロンソで考えると。。早くもシート喪失とか噂されだしているので、踏ん張ってもらいたいところ。

シューマッハ、バトンを封殺。最初のタイヤ交換のタイミングでシューマッハがバトンの前に出たが、メルセデスはレースペースはイマイチだったようで、タイムの落ち込みが激しかったシューマッハにバトンが襲い掛かるものの、シューマッハは完璧なブロックで最後まで前を譲らなかった。一時期、単純なレースペースでは1ラップ2秒近いタイム差があったはずで、最高速度も10キロ近くメルセデスの方が遅いという状況でこの結果は見事としか言いようがない。もちろんシューミはこれからもこれ以上のパフォーマンスを継続する必要があるが、まずは一安心といったところ。

相変わらず何かに呪われているザウバーデラロサはスタート直後の接触でパンクして最後尾へ、可夢偉クビサに当てられて後退。ただ可夢偉くんはその後も走りきって「初」完走!最初の接触がなければポイント獲得も十分可能だっただけに悔しさは残るが、まずは完走できてほっと一息。完走してさえいれば、ポイント獲得のチャンスはまだまだある。

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