F1 第04戦 中国GP

エクレストンの雨乞い、継続中。


ほら、これが今日の結果だ。あとは分かるな。





と、言って終わりたいぐらい、決勝レースはぐちゃぐちゃでしたw
全体的には、今回もレース中降り続けた雨に振り回された展開でしたね。
結果だけ見れば、バトンが今期2勝目を上げ、ハミルトンが2位でマクラーレンが1−2フィニッシュと、ちょっと予想外の結果になりました。3位にロズベルグ


レースを左右した、一番大きな要因は、1回目のピットストップタイミング。ほぼ全車がドライタイヤでスタートして、数周走ったぐらいで、各車が一斉にインターミディエイトに変更した。ここでドライタイヤで走り続けたのが、上位チームでは、ニコ、バトン、クビサぐらい。インターに変えたその他大勢は、予想より雨脚が強くならず、結局また数週でドライタイヤに戻すはめに。これでピットストップ2回分、40秒強のタイム差ができてしまった。

その後、今度は本当に雨が強くなって、全車インターミディエイトにスイッチ。ここでもピットタイミングでそこそこ順位が変動するが、最初にドライで走り続けた組はまだまだ安全圏。

しかし、今日はこれだけでは終わらないwアルグエルスアリの壊れたフロントウィングか何かがコース上にちょっと残っているということで、ちょっと予想外のセーフティーカー出動。上位勢との差が打ち消され、隊列組んだ状態でローリングスタート。ここでもそこそこ順位が変動。

ここまででやっとレース半分消化。この順位変動、正確に把握できてる人がいたらすごいですw


しかしこういう荒れたレースで、いつの間にかバトンが完勝しているというのは、運がいいのか、よほどの策士か。ピット戦略の大当たりもあり、とにかくバトンが真っ先に2勝目を上げ、チャンピオンシップをリードしました。
2位のハミルトンは、いつものように大暴れ。Twitterでも非難ごうごうで、これぞハミルトンだな、と感心しきりですw今回はベッテルとピットレーンでサイドバイサイドを演じ、レース後の審議対象に(レース中にやれよ、とは思いますが)。トップスリーの会見で記者からレース後の審議について聞かれたら「存じませんが」だって、もうたまりませんwww
3位のロズベルグも、タイヤ選択がうまくいったとはいえ、表彰台は見事。
一方のシューミは、要所要所のピットタイミングで常に先行してポジションアップするんだけど、肝心のレースペースがガタガタでずるずると抜かれていく。引退前、アロンソライコネンオーバーテイクされて「シューマッハ卒業式」とか言われてたのを思い出して泣きたくなった。「皇帝」の名が泣くといえばそのとおりなんだけど、レース運び自体はよかったと思う。10位フィニッシュでぎりぎり1ポイント獲得。
シューマッハ卒業式には、ラスト数週でマッサも参加。控えめに抜こうとしたらシューミにコース外に追いやられた。おお、お前は抜く気あるのかと小一時間(ry 結局抜いて9位フィニッシュ。グッボーイ。
アロンソはスタートでフライングしてドライブスルー食らうもののいつの間にか4位フィニッシュ。アロンソさすがすぎる。
可夢偉くんは今日もリタイヤ。リウッツィブエミとの多重クラッシュに巻き込まれました。片割れのデラロサもエンジントラブル?で早々にリタイヤと、ザウバー全然走れない。本格的にお祓いが必要です。レース中にドライバー二人が並んでガレージでモニタ見てるとか悲しすぎるだろ…