古畑任三郎 ファイナル そのいち

まさか任三郎で二段オチ(?)をやってくるとは思ってなかったのですっかり騙されました。全ての情報がきれいに伏線になっててよかった。見習いたいものだ。
最初に犯人とトリック明かすやり方は「倒叙」って言うんだってね。今回は倒叙展開の中に通常のミステリ展開を入れ込んだということか。うーん、美しい。
ついき。
藤原竜也を見る古畑任三郎が、クマ吉くんを見るうさみちゃん*1に見えたのは僕と君だけの秘密だ。
さらについき。
はてな巡回していて気づいたのは、話を始める前から多くの伏線を張っていたということ。タイトルの「今、蘇る死」に、予告で言ってる「これほど完璧な殺人の計画を私は知りません」、新聞のテレビ欄に書かれてる名前は石坂浩二が先らしいし。全ての情報に理由がある、という一点だけで、ただすばらしい。いや、よくできてるよこれ。

*1:目つきの悪い人型うさぎ。うさみちゃん - Google イメージ検索