日本GP決勝

昨日の予選はおもしろいほど土砂降りだったのに、今日はひどい晴天になりました。日本解説陣の雨乞い効果恐るべし。
昨日の雨によってルノーマクラーレン、皇帝がことごとく後方からスタート。そしてポールが皇帝・弟。琢磨は5番手。なかなか見れない光景なだけに期待が膨らむ。
そして決勝がスタート。早々の第一コーナーで華麗にコースアウトしていく琢磨(とバリチェロ)。もう琢磨は何をやっているのかと!これにより予選5番手のアドバンテージは無に帰しました。
しかし琢磨の挑戦は終わっていなかった。前方にいたトゥルーリを華麗にオーバーテイク。そして接触トゥルーリのマシンは大破。琢磨は無事。・・・もう琢磨引退してしまえ!
モントーヤはなかばいつも通りクラッシュしてリタイヤ。そのせいでセーフティカーが導入。3ピット作戦でポールトゥウィンを狙っていたラルフはおかげで序盤に逃げられず、結局後方に後退。トヨタは作戦がことごとく裏目に出ている気がします。

その後はアロンソライコネンの皇帝卒業劇が始まり、琢磨はおろかジャパンパワー自体が放置プレイに。ミハエルはライコネンに抜かれ、アロンソに二度抜かれてと散々。最終シケインでちょっとミスしただけで後方にぴったりくっつかれては、もはやどうしようもない。

最後のジャパンパワーの砦、バトンも一時は見かけ上1位になったものの、ウェバーと同時ピットインして出るときには抜かれてました。ダメだこりゃ。結局カメラにも写らないところでアロンソに抜かれ、最終的に5位。鈴鹿スペシャル意味ねーなー。同様にライコネンと同時ピットインした皇帝はきちんと上位を死守。ライコネンが出ようとしたら即、皇帝を出すというエロいピット作業はさすが。腐ってもフェラーリ

アロンソは一人相撲でトラフィックに引っかかって結局3位。なかなか強引な抜きっぷりがすがすがしかっただけに、事故らなかったのが残念。琢磨はこういうときにいないからなぁ。

ライコネンはラスト1,2周ぐらいでフィジケラを抜いてトップを奪取。シルバーアローは砕けない。モンちゃんがリタイヤしてただけに、1位を取れたのは大きい。ラストの中国GPで1,2フィニッシュしてコンストラクターズ優勝を決めてほしい。

今回は波乱だらけの展開で最終的にいつもどおりの表彰台というよくわからない結果に終わりました。ルノーマクラーレンが後方スタートで、誰かの独走状態にならなかったのがよかった。青と銀を無視すれば優勝してたのは4位のウェバー。こんなレースになってしまった原因は一つ。解説がスターティンググリッド紹介時に「キター」とか「萌えー」とか言ってたから。

あとCM大杉。樹海へ帰れ。