どっかにマルカッコ推進委員会でもあるんじゃないか

と、思わずにはいられませんでした。「ひぐらし」プレイ中。やっぱり"。」"が気になります。
文法的にどうこう言う以前に、読み手が読みやすいか読みにくいかを考えるのが最初だと思うのだが。まあ、程度の問題はあるにせよ。
会話文の最後が"。」"になってて違和感を感じる人は少なからずいるし、反対に、最後が"」"だけで句点が省略されていても、違和感を感じる人はあまりいないだろう。小説や新聞ではほとんど省略されているわけだし。教科書以外、読んだことがないという文盲な人ならそういうこともあるかと思うが、小説を書こうという人が、まさか文盲なはずは……ないとも言い切れないか、今のご時世だと。そういった作家が多く出てくるようになれば、会話文の最後の句点を省略するという不文律もなくなっていくのかもしれない。
改めて国語の教科書を読み返してみると、完膚なきまでに"。」"で統一されているのも事実。当時の俺は疑問に思わなかったのかと不思議な気持ちになりはするが、文部省的に正しいのは、"。」"のほうなのだろう。
それにしても、"。」"に違和感が付きまとうのは、なにも、読み手がそれに慣れていないせいばかりではない。国語の教科書では"。」"を一文字分のスペースに収めて記述している。作文するときなども、原稿用紙の一マスに収めて書く。それに対して、「ひぐらし」などのノベルゲームでは、二文字分のスペースを消費するのが一般的である。加えて、基本的には横書きになるので、文字の開き、空白の部分が余計に気になってしまう。これが違和感の最大の原因だと俺は思う。

さて、ここまで書いてきて、結構"。」"にも慣れてきたので、別にどっちでもいいだろうという結論で終わろうと思う。お疲れ様、俺。

参考